産業廃棄物(産廃)の許可をとるなら

委託処理の概要

産業廃棄物の処理を委託する場合には、許可を受けた産業廃棄物処理業者に委託し、委託契約の締結等、委託基準に従って行うことが必要です。

 

そのため、排出事業者は処理を委託し、処理業者に任せてしまって終わりということにはならず、発生から最終的な処分が完了するまでの間、自らの責任において適性な処理が行われるよう管理する必要があります(排出事業者責任)。

【委託処理の大まかな流れ】

 

産業廃棄物処理業者の選定

産業廃棄物の処理を委託する場合は、次の2つの点に注意が必要です。

 

他人の産業廃棄物の運搬又は処分を業として行うことができる者であること

 

処理業の許可はそれぞれ別個の許可になっています。
たとえば、収集運搬を委託するためには、「収集運搬業の許可」を有している者に委託することが必要です。
「処理業」の許可しか有していない者に対して、収集運搬の委託をすることはできません。

 

委託しようとする産業廃棄物の処理がその事業の範囲に含まれている者であること

 

事業の範囲とは、収集運搬業の場合は、事業の区分(積替保管の有無)取り扱う産業廃棄物の種類をいいます。
事業の範囲は許可証に記載されています。

 

 

 

処理業者はどうやって調べればいい??

 

@ 都道府県産業廃棄物協会へ照会する
A 都道府県・政令市がホームページで公開している許可業者情報をチェックする
B 「産業廃棄物処理業者情報検索システム」(環境省)を検索する
C 「産廃情報ネット」(産業廃棄物処理事業振興財団)を検索する
D 「処理企業検索システム」(全国産業廃棄物連合会)を検索する
E 同業他社から評判のいい処理業者を紹介してもらう

 

処理業者の何を確認すればいい??

 

@ 許可証の有効期限
  許可証の有効期限は切れていませんか?いつまでですか?
A 許可証に記載された事業範囲の確認
  委託しようとする産業廃棄物の種類や処分方法は許可されていますか?
B どこの都道府県知事の許可かの確認
  産業廃棄物の積む場所・卸す場所両方の都道府県知事の許可がありますか?
C 事務所・処理施設の現地調査
  運搬車両台数、従業員数、財務状態、マニフェスト・帳簿の保管状況等、適正ですか?

※ こんな業者は要注意!!

 

  ・ 許可証を見せない
  ・ 料金が合理的な理由もないのに安い
  ・ 何でも任せてくださいと安請け合いする
  ・ 処理場が汚れている、廃棄物が雑然と積み上げられたり散らばったりしている
  ・ マニフェストの管理等について十分な説明ができない

委託契約の締結

排出事業者が産業廃棄物の処理を他人に委託する場合は、委託契約の締結が必要です。
委託契約の締結にあたっては、次の点に注意が必要です。

 

 二社間で契約を行う

 

排出事業者は収集運搬の委託は収取運搬業の許可を持つ者と、処分の委託を行う場合は処分業の許可を持つ者と、それぞれ二者間で契約する必要があります。したがって、排出事業者の手元には、「収集運搬委託契約書」と「処分委託契約書」の2通の契約書があることになります(収集運搬と処分を同一事業者に委託した場合は1通でも可)。

 

 委託契約は書面で行う
 
口頭で委託が行われることによって、排出事業者の責任の所在が曖昧になることを防ぐため、契約内容について書面で定めておかなければなりません。
契約の変更や訂正もすべて書面で行います。

 

 委託契約書記載事項と添付書面をそろえる
 
委託契約書に記載すべき内容や添付すべき書面は、法により定められています(施行令第6条の2第4号、施行規則第8条の4の2、第8条の4)。
規定された記載事項が欠けている場合や、実際に委託された内容と異なる場合には排出事業者に罰則が適用されます。

 

 委託契約書・添付書面の保存
 
委託契約書及びそれに添付される書面は、契約終了の日から5年間保存する必要があります。

 

産業廃棄物処理委託契約書の雛形については こちらから(全国産業廃棄物連合会)

 

https://ssl.form-mailer.jp/fms/db5351a6281983


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