産業廃棄物(産廃)の許可をとるなら

産業廃棄物処理の流れ

産業廃棄物処理は、次の図のような@収集運搬、A中間処理、B最終処分の3つの工程をたどって、リサイクルに回されたり、最終処分されたりしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

産業廃棄物は、排出場所から産業廃棄物を適切に処理できる場所まで運ぶ必要があります。この運搬と、産業廃棄物処理業者が収集に回ることを総称して@収集運搬といいます。

 

その後、産業廃棄物は、最終処分またはリサイクルしやすくするため、産業廃棄物を小さくしたり(減容といいます)、再利用できるものを取り分けたり(選別といいます)する必要があります。産業廃棄物に物理的・科学的エネルギーを加えて、上記のように産業廃棄物の状態を変化させることを総称してA中間処理といいます。中間処理には、産業廃棄物の減容のために粉砕や焼却を行ったり、産業廃棄物の無害化を行う中和や溶融などの技術があります。

 

中間処理を経て、最後に残った産業廃棄物はB最終処分されることになります。具体的には、最終処分場といわれる場所で、産業廃棄物は埋め立てられ、土の中の微生物の働きにより分解、生活や自然を損なわないように自然界に返されるのです。産業廃棄物をそれ以上変化せず、周囲の環境にも影響を及ぼさない状態にすることを、安定化といいます。

 

なお、産業廃棄物が最終処分にまで回されるのは、産業廃棄物の年間発生量の約5%になっています。

 

産業廃棄物収集運搬業とは?

産業廃棄物収集運搬業とは、産業廃棄物の排出事業者から委託を受けて、排出事業所で収集した廃棄物を中間処理施設や最終処分場まで運搬することを業とすることです。

 

このような産業廃棄物収集運搬業を行うためには、都道府県知事の許可を受けなくてはなりません。この許可のことを「産業廃棄物収集運搬業の許可」といいます。
注意が必要なのは、この許可は産業廃棄物の荷積み地と、産業廃棄物の荷降ろし地が異なる都道府県にまたがる場合は、両方の許可が必要となることです。

荷積み地

(産業廃棄物の排出事業所)

荷降ろし地

(産業廃棄物処理場の所在地)

必要な許可

大阪府大阪市

大阪府富田林市

大阪府の許可のみ

大阪府大阪市

兵庫県神戸市

大阪府・兵庫県の許可

 

 なお、以下のような場合は、産業廃棄物収集運搬業の許可は不要です。
・ 自ら排出した産業廃棄物のみを運搬する場合。
・ 収集・運搬する廃棄物が廃棄物処理法で定義された「産業廃棄物」に該当しない場合。
   ⇒ 何が「産業廃棄物」に当たるかについてはこちらをご確認ください。

産業廃棄物収集運搬業の許可の種類

産業廃棄物収集運搬業の許可を取得するにあたっては、以下の区別にしたがって取得する必要があります。


産業廃棄物・特別管理産業廃棄物の区別
 
産業廃棄物のうち、爆発性、毒性、感染症その他人の健康や生活環境に対する被害が及ぶおそれのあるものを「特別管理産業廃棄物」と言います。産業廃棄物の中でも、特に危険性の高い物であるため、許可取得の要件も産業廃棄物のそれより厳しいものになります。

 

積替え・保管あり/なしの区別

 

積替え・保管とは、収集運搬した産業廃棄物を途中で降ろして別の車両に積み替えたり、廃棄物を自社倉庫等で一定期間保管したりすることです。つまり、排出事業所から、処理場に直行しない場合をいいます。
積替え・保管が認められれば、ある程度の量を集めてから運搬することができるので、コスト面からすれば非常に魅力的です。しかし、産業廃棄物の積替え・保管の際に、適切にそれが行われなければ、例えば汚臭が漏れ出したりして近隣やその土地に対して被害を及ぼしかねません。したがって、積替え・保管がある場合の方が、積替え・保管のない場合よりも、許可の要件が厳しくなるのです。

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